I like Chopin / Gazebo
POPS
画像リンクは、アマゾンで発売当時のシングル・レコードのものを探して貼り付けてみたが、私はレコードでは持っていない。
80年代のポップスのオムニバスを、レンタルCDで借りてカセットにダビングしてあったものから、久々に聴き返して書いている。
オリジナルも洋楽としてヒットしているが、邦楽カバーとしても小林麻美の『雨音はショパンの調べ』がこれまたヒットしており、有名だ。
アレンジはシンセ中心だが、完全な歌モノ
バックトラックを分析すると、スネアはシモンズだと思う。
シンセはJUNOと思われる明るいファンタジックな音だ。
ピアノは抑揚がないので生ではなさそうだが、KURZWEILだろうか。生ピアノでない分、抽象化され、これも幻想的に響く。
このシングル曲の入っているアルバムの邦題は『幻想のガゼボ』だが、この辺のイメージからとっているのだろう。
というわけで、恐らく生の音は歌だけで、あとはほとんど、シンセで埋め尽くされている。
80年代では、歌に残響を加えるのは常套手段ではあるのだが、この曲は特に、サウンドも洗練されている割には、きれいなリバーブのかかった歌の方が印象に残る。
ガゼボは、音作りは普通にするのだが、ウィキペディアでも、どういうわけか、音楽アーティストではなく、歌手に分類されている。