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ダヴィッド同盟舞曲集 / シューマン

ポップスのデジタルの音源の音に、少し飽きてしまい(ヒップホップ系は特に疲れる)、久々にクラシックを聴きたくなった。
とはいえ、CDでだが。

昨日の夜遅くに聴いてみたのだが、シューマンはやはり、発想がトリッキーで面白い。
構成や、和音の積み立て方に隙がないし、当たり前のことからは少し外れているところが良い。
この外れている感じは、譜面を見ると分かる。

シューマンはロマン派に属する。
この作品は、古典派から逸脱しようとする自由な感じがありつつも、和音は古典的なものを踏襲していて(厳密には減7和音が効果的に入ってはいるが、ベートーベンも確かそのくらいはやっている)、それほど難解でない。

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