ピアノ協奏曲第1番ハ長調 作品11 / ウェーバー
ウェーバーは、オペラ『魔弾の射手』の作曲者として有名だが、そのウェーバーのピアノ音楽ということになる。
ドイツオペラの作曲家としては、モーツァルトとワーグナーの間に位置する。
生きていた年代(1786~1826)も、作風も、初期ロマン派に当たる。
表題の作品の方は、やや単純と言うか、古典派の分かりやすさを残しつつ、ドラマティックと言うよりも、ダイナミックと言った方が合っている部分がある。
冒頭でピアノを出さず、オーケストラとタイミングをずらしてから、和音でガーンと来る。
王道、という感じか。
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