3月のライオン

日常ドラマ

漫画家羽海野チカの人気作品が原作。
神木隆之介主演で実写映画化も決定している。

最近の話題作の中には、どこかにひねりがある

漫画の方は随分前から話題になっていて、新刊が出る度に、書店の前を通ると告知がなされている、という印象だ。

恐らくは、ドラマが少女漫画のもので、題材に将棋を選んでいるという点が、斬新だからだろう。
(ここで言う「ドラマが少女マンガ」だというのは、登場人物の心の傷をデリケートに扱い、描く、ということを指す。
恋愛の要素は、取り除いて考える。)

将棋には勝負の要素があるが、勝負は普通、少年漫画のテーマだ。

この作品では、勝負事を、人生において、困難に立ち向かい、次のステージへ上がることのメタファーとして使っている。