職業と性格の関係
以前勤めていた職場で、朝礼の際、持ち回りで一人一人、職員全員の前で話をすることになっていた。
その時に、ネタとして考えていたのが、今回の話だ。
結局この話題では話さなかったのだが、職場の朝礼で話すには、長くなりそうだ、というのが、話材として使わなかった理由のうちの一つだ。
ほかにも理由はあった。
その会社では、初めて、サラリーマンとして仕事をしていた。
それまでやったことのある仕事は、教師だったため、サラリーマンの世界ではよくいる「気の短い人」の存在が、どうにも腑に落ちなかった。
教師は、どちらかというと、気が短くない(体育科の先生には、そうでもない人もいるだろうが)。
または、少なくとも、極端に気の短い人は、少なかったように思う。
「サラリーマンは、こんなに気が短くて、よく社会的に問題がないな!」と思っていたくらいなのだ。
その認識から、人の性格は、その人の職業と、何か関係があるのでは?ということに、考えが及ぶに至った。
朝礼で話せなかったもう一つの理由に、下手に話すと、職場を批判している、ととられかねない、と判断したから、というのもあった。
たかが朝礼の話で、「反抗的だ」ということにでもされてしまったら、割が合わない。
純粋に話として聴いてくれるように、慎重にコトバを選ぶ必要があるが、それが面倒だったのだ。
当時、気が短い人の相手をしないとやっていけない、という状況にさらされていた(と感じていた)ため、せめてこのようなことを考えないと損だ、サラリーマンの仕事に就いた元がとれない、とも思っていた。
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