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電動アイスクリームメーカーを売りにリサイクルショップに行ったときの話

IceCreamMakingMachine

部屋の整理を進めるに当たって、以前から処置に困っていたアイスクリームメーカーを、売ることに決めた。
リサイクルショップにものを買い取ってもらいに行くのは、初めてだ。
モノは2004年製なのだが、果たしてこれが売れるのかどうかが、予測できない。
古くて売れないとみなされるか、新しくて売れるとみなされるかが、経験がないため、分からないのだ。
実際に持って行ってみるしかない。

リサイクルショップを数件調べた。
アイスクリームメーカーは、リュックにぎりぎり入る大きさだったので、リュックに詰めて、出掛けた。

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【 1件目 】

まず、「査定をお願いしたいんですが」と買取専用カウンターで頼んだ。
アルバイトらしき店員が対応していた。
特に拒まれる様子はなく、「なろほどまず査定だけですか」という雰囲気で、よくある当たり前のことという感じだった。

その店はチェーン店で、査定だけでも受け付けます、と謳っているので、店員もこころよく対応するように指導されているのだろう。
査定だけでも一回でも訪れた客は、常連客になる可能性があるから、きちんと応対するように、と言われているのかも知れない。

次に、売りたいものが2004年製であることを告げたら、10年前の電気製品だと、メーカーの補償が切れているので、お引取りは難しいです、と言われた。
(できません、という言い方ではないが、そういう意味にとってください、という雰囲気だ。
一気に空気が張り詰める。)

この時点ですでに夕方だったため、2件目を目指すことにした。

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【 2件目 】

今度は、チェーン店ではなく、一軒で頑張っている店だ。
入ったすぐのところにカウンターがあった。
客と話し込んでいるところだったが、こちらにすぐに気づいて、対応してくれた。
結果的には、同じく買取は無理とのこと。
10年前の品では、メーカーに部品がない、また売ること自体が難しい、とのことだ。

【 3件目 】

まだ夕飯には間に合うので、もう一軒、個人営業らしきところに行ってみた。
査定をお願いしたいんですが、と頼むと、無反応だった。この辺、チェーン店と様子が違う。
品はやはり買い取り不可能だったが、電気製品が売れるのは、大体5年前に製造された商品までだという。

そんなわけで、この日は、要らない品を売り払ってすっきり、と言うよりは、3件のショップを回るという、良い運動をした日になって、幕を閉じた。

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面白くないことは、重なるときには重なるものだが、たまには刺激になる。

興味深いのは、
店によって、買取ができない理由として言ってくることの内容が、少しずつ違うということと、
はっきり伝わる言い方をしてきたのが、3件目だけだったということだ。
3件目のお店が、ものを売れるかどうかを知るという意味では、対応が一番分かりやすかった。
お陰で、売却を諦めることができた。

1件目のアルバイト君たちは、何かあったときの応対については、あまり慣れていない様子だった。
今回の件では、買取ができないということを、客である私に伝えなければいけないと思った瞬間から、妙に緊張し過ぎだ。
さわやかで素直、という印象があるだけに、場数を踏んで慣れて欲しいところだ。
買取が成立しても、しなくても、ひとつの取引であることに変わりはないのだから。

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