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MIKADO / MIKADO

細野晴臣氏の主宰していた、テイチクレコードのノン・スタンダードレーベルからリリースされていた、フランスのテクノポップ作品だ。

一曲目の『冬のノフラ-ジュ』を発売当初聴いたときは、なんとオリジナルな曲調なんだろう、と思ったのだが、今アルバムを通して聴いてみると、どうもジャーマンテクノの影響があるようだ。

アートには、やはり影響元というのは必ずある。

話はそれるが、ヒューマンリーグにも、同時期の音楽であるせいか、ジャーマンテクノの影がちらほらと見える。
ヒューマンリーグでは、過激さや、無機質さがハードなビートに合った形で受け継がれているのに対し、ミカドにはキッチュさが抽出されている。(比べるのは変だが。)

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